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前回お勧めした「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」とセットでご覧いただくと、さらに楽しめます。「9・11」でイラクを世界同時多発テロの黒幕に仕立てた“影の大統領”役のクリスチャン・ベールにあっぱれ!!
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アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いたのは「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック。納得でした。
が、授賞式後に本作を見たら…C・ベールやろぉ~、と。それほどにお見事な化けっぷりで演じたのは米国の第46代副大統領ディック・チェイニー。タイトルは「副」の意味ですな。
1963年のワイオミング州。泥酔して職質を受けてた若きチェイニーが38年後の2001年9月11日、ホワイトハウスの大統領危機管理センターで、不在のジョージ・W・ブッシュ大統領に相談することなく、勝手に陣頭指揮を執ってる。
「記者たち」では、政権の嘘を暴こうと取材を重ねる記者たちがラムズフェルド国防長官の名を複数の関係者から聞き込んでました。
このラムズフェルドこそが、政界入りを志した27歳のチェイニーのお手本。ブッシュ政権下では立場が逆転してる。
映画は、酒癖の悪い落ちこぼれ学生がいかにして師匠を部下に、米史上最も権力を持つ副大統領となったかに迫ります。
なんちゅうてもC・ベールの演技、肉体あってこその面白さですわ。
1年間不眠の男を演じた「マシニスト」で約30キロ大減量し、“骨皮筋衛門”になったこともある当代屈指のカメレオン俳優。今回は20キロ増量し、頭を剃って、20代から70代までを演じ切った。
ブッシュ役のサム・ロックウェル、ラムズフェルド役のスティーヴ・カレルも雰囲気をよぉ捉えてます。
されど、ものまね再現ドラマで終わらせんかったのがアダム・マッケイ監督。リーマン・ショックを題材に、脚色賞でオスカーを獲った「マネー・ショート 華麗なる大逆転」に続き、手法はかなりユニークです。
デキる嫁に尻をたたかれまくってポジションを上げながら、政権交代などで政界を去ると決めた中盤でエンドクレジットが流れ始めたりする。社会派やけど、娯楽色豊かなマイケル・ムーアのドキュメンタリーを見てるみたいにテンポがよろしい。チェイニーさんの感想を聞いてみたいわぁ。(笹井弘順)
引用:“影の大統領”を怪演したクリスチャン・ベールが圧巻!5日公開の米映画「バイス」/週末エンタメ
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