俳優、中村倫也（３２）と女優、木下晴香（２０）が６月７日公開の米映画「アラジン」のプレミアム吹替版で声優に初挑戦することが９日、分かった。ディズニー映画で知られる同作が初めて実写化された話題作で、中村は主人公の青年アラジン、木下は王女ジャスミンの声を担当。中村はアラジンに自身を重ね、「僕もダイヤモンドの原石」と声優としての可能性をアピール。原作ファンの木下は作品テーマにちなみ、「願いは叶う」と喜んだ。

　映画は“ダイヤモンドの心”を持つ貧しい青年アラジンと王女ジャスミンが恋に落ち、ランプの魔人ジーニーが２人を見守る物語。「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督（５０）がメガホンを執り、「美女と野獣」などで知られる映画音楽の巨匠、アラン・メンケン氏（６９）と「ラ・ラ・ランド」の製作チームが生んだ新曲やオリジナルストーリーも話題になっている。ジーニー役は米俳優ウィル・スミス（５０）が演じ、吹き替えはアニメ版に続き声優、山寺宏一（５７）が担当する。