岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち  「危険な自由」求め、コロナ外出禁

 

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち

 

「危険な自由」求め、コロナ外出禁止への反対デモ拡散

4/25(土) 18:00配信

J-CASTニュース

 ニューヨークの街から一瞬で人影が消え、音が消えた時、私は正直、驚いた。「自由」を奪われることに強い抵抗を覚えるはずのアメリカ人のほとんどが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて出されたニューヨークの市や州の命令におとなしく従い、自宅にこもった。

トランプ大統領は2020年3月13日、全米に非常事態を宣言。ニューヨークでは映画館や劇場など文化娯楽施設が閉鎖。レストランはテイクアウトとデリバリーを除いて営業停止となった。不要不急の外出は禁止され、社会に不可欠な仕事以外は在宅勤務、と相次ぐ不自由さを受け入れ、じっと耐えしのんでいる。

しかし今、「自由」を求めて、全米で人々が立ち上がった。感染抑制のための自宅隔離や外出禁止などの厳しい措置に対して、抗議デモがアメリカ各地に広がっている。

■共和党員がネットで参加を呼びかけ

2020年4月15日にミシガン州で行われたデモでは、「I prefer dangerous freedom over peaceful slavery.(私は平和な奴隷より危険な自由を好みます)」と書かれた大きなサインが掲げられた。第3代米大統領(1801年 – 1809年)で、「アメリカ独立宣言」の起草者のひとり、トーマス・ジェファーソンの有名な言葉だ。

グレッチェン・ホイットマー州知事が自宅待機命令を4月30日まで延長したことに反対し、大勢の抗議デモ参加者が州議会前に集まった。

抗議デモはミネソタ、ペンシルベニア、ウィスコンシン、ノースカロライナなど米大統領選で共和・民主両党が激戦を展開する州で行われており、ロイターの報道によると、共和党の複数の議員やトランプ大統領の選挙陣営の関係者が組織したり煽ったりしていたことが、関係者の話で明らかになった。

実際には、共和党議員やトランプ陣営の関係者が、ソーシャルメディアで参加を呼びかけていた。参加者のなかには、トランプ支持を訴え、「人工妊娠中絶反対」や「銃規制反対」などを唱えるプラカードを手にする人も目立った。

民主党支持者らは、「まるでトランプ支持者の集会だ」、「コロナと無関係の主張だ」と批判する。

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引用:岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち  「危険な自由」求め、コロナ外出禁止への反対デモ拡散