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東ティモールが新型コロナで「鎖国」状態 現地の状況は…?

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東ティモールが新型コロナで「鎖国」状態 現地の状況は...?

4/14(火) 19:49配信

J-CASTニュース

 新型コロナウイルスの感染拡大で、赤道直下の小国、東ティモールが孤立状態になっている。空路でつながっているシンガポール、インドネシア、オーストラリアの3か国が、トランジット(乗り継ぎ)を含めて外国人の入国を認めなくなった上、東ティモールも自国民を含めて入国を認めなくなったためだ。

【画像】バスも運休が続く

2020年4月14日時点で確認された感染者数は6人にとどまっているが、東ティモールの医療体制は脆弱で、新型コロナに対する警戒感は強い。

■滞在する日本人はJICAやNGO関係者が多い

東ティモールはポルトガルの植民地支配やインドネシアによる統治を経て02年に独立。「アジアで最も新しい国」として知られる。

農業が主な産業で、人口は約120万人。大半がカトリック教徒だ。「海外在留邦人数調査統計」によると、東ティモールに滞在する日本人は18年10月時点で135人。日本はオーストラリア、アジア開発銀行(ADB)に次いで多額の援助をしていることもあって、国際協力機構(JICA)や非政府組織(NGO)関係者が多い。

首都ディリの日本大使館によると、新型コロナの感染拡大で出国する人も多く、現時点で東ティモールにとどまっているのは約70人。全員と連絡が取れる状態だと説明している。

5人以上の集会やバスの運行は禁止、学校も立ち入り禁止に

 東ティモールは、新型コロナウイルスの感染者がいる国からの外国人の入国を3月18日から禁止しており、その3日後の3月21日に国内で初の感染者が確認された。3月27日にはル・オロ大統領が「非常事態」を宣言。これにともなって、商業施設の営業は認められるものの、3月29日以降は、マスクを着けて入店前には手を洗い、他の人と2メートル程度距離を開けることを求められるようになった。5人以上の集会(葬儀は10人以上)、バス等の集団旅客移動手段の運行は禁止され、学校は休校に。学校施設への立ち入り禁止もできなくなった。

4月10日には、インドネシアから陸路で入国してきた11人のうち1人の感染が判明。このケースとは別に、4月13日と14日に2人ずつの感染が確認された。累計の感染者数は6人で、そのうち最初に確認された1人については、すでに退院しているという。

4月13日には、自国民を含めて入国を認めない措置が始まった。事実上の「鎖国」で、毎週水曜日に2時間だけインドネシアとの国境を開けて東ティモール人の帰国を受け入れたり、医薬品などを運ぶための飛行機がオーストラリア北部のダーウィンまで週3便運航されたりする以外は、事実上国外との接触は断たれることになる。

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