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「死ぬときも客席がワーッ」志村けんさんが生前語っていた理想の最期

目安時間:約 4分

 

死ぬときも客席がワーッ」志村けんさんが生前語っていた理想の最期

4/11(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 新型コロナウイルスによる肺炎で志村けんさん(享年70)が逝去してから10日あまり。共演した芸能人や関係者からの故人を偲ぶエピソードが報じられているが、志村さんは生前、自身の「死」についてはどう語っていたのか――。

◇  ◇  ◇

志村さんは昨年、日刊ゲンダイの「『令和』時代もこれでだいじょうぶだぁ座談会」(2019年5月1日発行)に登場。話が「10年後の自分」に及んだ際、ダチョウ倶楽部や磯山さやかを相手にこう語っていた。

◇  ◇

磯山 志村さんの10年後はどうなんですか?

志村 オ、オレは……79かあ。もういないと思うな。

一同 そんなー!!

上島 弱気にならないでくださいよ。喜劇役者としてこれだけ老若男女、多くの人から愛されて、劇場に人を呼べるのは師匠しかいないんですから。

志村 半分くらいいないと思うな。

一同 半分って(笑い)。

◇  ◇

一瞬、さびしげな表情を浮かべたあと、手を顔の真ん中にかざして顔を左右にのぞかせながら「コッチからコッチはいない。コッチからコッチはいるの」とおどけてみせた。

さらに生前、「最期は舞台の上で死にたい」と話していた志村さんだが、その詳細についても語っていた。かつて月刊誌で志村さんの対談連載を担当していたライターの安田慎悟氏はこう語る。

■舞台の上で笑いに包まれて

「『志村さんにとって理想の芸人とは?』と聞いたとき、『舞台に出てきただけで客席からドッと笑いが起きるような存在になりたいね』と答えてくれました。『もうそういう存在になっていますよね?』と返すと、その流れから『死ぬときもさ、俺が舞台のソデから出ていくと、客席がワーッとなって、みんな笑ってるの。俺は舞台の真ん中にちょこんと座るんだ。みんなゲラゲラ笑い続けてる。それで俺は全然動かない。で、だんだん客席が騒然となってきて、スタッフが“ちょっと、ちょっと”と声をかけると、俺は下を向いたまま、そのまんま死んでるの。そんなのがいいよな』と身ぶり手ぶりを交えながら話してくれました。今回、体調を崩す直前までテレビ局で収録をしていたようですから、ある意味、これに近い最期だったと思います……」

安田氏も志村さん死亡のニュースを見たときは、電車の中で足の震えが止まらなくなったという。

06年に当時56歳だった志村さんが立ち上げ、毎年夏に公演されていた舞台「志村魂」は、今年で15年目の節目を迎える予定だった。

「15年も続くのはすごいことですね」と日刊ゲンダイの記者が聞くと、「全然たいしたことないよ。森光子さんなんて80代になっても『放浪記』を続けて、全部で50年近く、2000回とか上演してたんだから。俺なんかまだまだだよ」と答えていた。

まさに「生涯コメディアン」を全うした人生だった。

引用:「死ぬときも客席がワーッ」志村けんさんが生前語っていた理想の最期

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