井上和香一家で感染 闘病語る

 

井上和香さん 突然の寒気と40度の熱、続いて夫、そして娘も……一家でコロナ感染「息が吸えなくなったらどうしよう」と

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読売新聞(ヨミドクター)

ウェルネスとーく

熱は下がっても、倦怠感や咳や息苦しさが続いた

井上和香さん

 

 12月27日の夜に突然の寒気を感じたのですが、4時間後に熱を測ると40度近く。体中に強い痛みを感じました。強いインフルエンザのような感覚でした。翌日には病院に行って、PCR検査を受けました。解熱剤を飲むと熱は下がって楽になりましたが、29日に新型コロナ陽性とわかりました。入院するほどひどい症状もなく、子どもがいるので、自宅療養を選択しました。

――ご家族は大丈夫でしたか。

私が陽性とわかってから、主人と子どもも抗原検査を受けました。すると、主人は陽性で娘は陰性でした。私は発症から4日ぐらいすると、だるさや止まらないせきとたん、息苦しさが始まって、一日中寝て過ごす日々でした。主人も始めは無症状だったので、子どもをみてくれていましたが、風邪のような症状が出てきたので、それからは私が面倒をみるようにしました。

自宅療養していると娘も陽性に

 娘をみてもらえる親族もいなかったので3人で過ごしていました。娘は元気なので、ベランダに出たり、映画や動画を見たり、私が横になっていても目に入る範囲で遊ばせていました。炊事や洗濯、掃除といった家事を普通にしなければいけなかったので、体はきつかったですね。これは自宅療養ではどうしもない現実かと思いました。娘は何の症状もなかったのですが、もう一度検査を受けると、今度は陽性でした。

――熱が下がっても症状はすぐに治まらなかったんですね。

私は軽症だったと思うのですが、熱が出てから数日後に息苦しさを感じて、咳が止まらなくなった時には、これ以上悪くなって息が吸えなくなったらどうしようと不安でした。苦しくて怖かった……。入院しているみなさんはもっと、つらく苦しい中、コロナと闘っているんだと思います。

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引用:井上和香一家で感染 闘病語る