「声かけ写真展」法的問題はないのか 被写体は女子小中学生…3年ぶり開催で抗議


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「声かけ写真展」法的問題はないのか 被写体は女子小中学生…3年ぶり開催で抗議殺到

6/9(日) 11:00配信

J-CASTニュース

 女子小中学生に声をかけて撮影した写真を展示する「声かけ写真展」の開催をめぐり、中止を求める声が相次いでいる。

 2016年に開催された際は、「児童ポルノを助長する」などと批判を集めた。

■保護者からの許可は得ず

 声かけ写真展は、「街角で遊ぶ少女」をテーマに、中年男性が女子小中学生に声をかけて撮影した写真の展示・販売会だ。

 2016年5月に第一回が開催され、公式サイトでは「声かけ写真はフィルム式コンパクトカメラが普及した1970年代から数十年にわたりアマチュア写真家に好まれたテーマで、中でも街角に遊ぶ少女は格好の被写体でした」と説明していた。

 しかし、水着やブルマ姿の写真が展示され、被写体となった子どもの保護者からは撮影許可を得ていなかったため、「児童ポルノを助長する」「親から許諾を得ていないのはおかしい」と批判が寄せられた。

 会場となった「IID 世田谷ものづくり学校」(東京都世田谷区)は会期後、展示内容の事前確認が不十分だったとして「多くの皆様に不快を与える内容の展示を許可したことに関して、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

第二回開催に向け資金調達

 第一回と同じ主催者が現在、大阪での開催に向け、公式サイトで資金を募っている。約52万円の目標金額に対し、2019年5月31日時点で約31万円を集める。

 さらに「第1回声かけ賞」と題し、展示作品の公募もする(現在は終了)。「過去現在を問わず、『大人が子供に声をかけて知り合い、仲良くなった風景』」を募集し、要項では

  「こども(学齢期以下の人物)に声をかけて、承諾を得て撮影した、未発表の写真作品」
  「被写体に声をかけ、本人の同意を得て撮影したものにかぎります。親権は同意を意味しません」
  「応募作品が展に使用された結果、撮影者および被写体に対する不利益が発生した場合、すべての責任は、応募者が負うものとします」

などと明記する。

 こうした動きに対し、ツイッター上で「#声かけ写真展中止しろ」「#声かけ写真展を止めろ」とのハッシュタグが作られ、署名サイト「Change.org(チェンジドットオーグ)」では開催中止を求める署名が立ち上がり、約1万4000筆(5月31日時点)集まっている。

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引用:「声かけ写真展」法的問題はないのか 被写体は女子小中学生…3年ぶり開催で抗議殺到

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