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新元号「令和(れいわ)」が発表されたのを受け、東京都内の書店では2日、出典となった「万葉集」を扱う特設コーナーが早くも登場した。
千代田区の神保町ブックセンターでは、1日の新元号発表直後に「『平成』から『令和』へ」と題した特設コーナーが設けられ、文庫本などが並んだ。種類によっては夕方には売り切れる盛況ぶりだったといい、担当者は「日本の古典そのものに興味を持ってもらえたら」と期待を示した。
埼玉県の男性(57)は目当ての関連本を求めて神保町の古書街を訪れた。1日の発表直後には図書館に駆け込み、5冊ほど借りた。「これまで古典文学はあまり読んでこなかったが、昔の人の心に触れるいいきっかけになった」と話した。
また、JR東京駅に近い八重洲ブックセンターでも新元号関連のフェアが開かれ、都立中央図書館にも1階カウンター脇に万葉集や解説本が並べられた。
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