舞台「銀河鉄道９９９　さよならメーテル～僕の永遠」の公開稽古に参加した左から中川晃教、松下由樹＝東京・江東区

　女優、松下由樹（５０）が７日、東京都内で行われた舞台「銀河鉄道９９９　さよならメーテル～僕の永遠」の公開稽古に参加した。

　体調不良で降板した女優、浅野温子（５８）の代役で、主人公の敵のプロメシュームを演じる松下は「今、静養されていると思うので、心配ですが、浅野さんがイメージしていたプロメシュームもすばらしいものだったと思います」と浅野を気遣った。「私が演じさせてもらえると決まって重責を感じていますが、私なりのプロメシュームを築いていけたら。一緒に頑張りたいと思います」と決意表明した。

　原作者の松本零士氏（８１）は松下が役に扮したイラストを贈り、コメントを寄せて「新しくプロメシュームを演じていただけるとのこと、楽しみであります」とエール。松下は「こんな機会はないのでうれしいです」と感激していた。

　この日はプロメシュームの娘のクイーン・エメラルダス役の元宝塚トップスターの女優、凰稀かなめ（３６）と対峙するシーンを公開。鳳稀は「半端ない圧でしたが、圧の中にも母親の優しさを感じました」と松下の迫真の演技に舌を巻いた。